時が導く方へと

移りゆく儚い世界をちょっとでも長くみていたいから。

たまたま好きになった人がアイドルだった

リア恋っていうワードすら使いたくない。

ただ大好きで、たまたまアイドルと一般人というだけでリアルに恋をしてるのではなく普通に恋しているのだ。

 

最初は届かないこともわかっていた。

だけど想えば想うほどもしかしたら届くかもって思ってしまう。

そんな、もしかしたらも一瞬でなくなる。

瞬く間にどんどん上に駆け上がっていく。

それを一緒に上っていこうと思っていても気づいたらもう見えない距離になっていつの間にか大舞台で輝いていて、また苦しくなる。

この前まで私の前にいた姿はなくて、何か目の奥の濁ったとこが見えるような、何か消えそうなモノを心の内に秘めているような姿をキラキラした姿で消して今私の前にいる。

 

一瞬で遠くなっていく。遠くなったら離れようと思っていたのにそのときにはすでに遅くて、いつかあの日に戻ってきてって思う。でもそんなことできるわけもなく頂きに向かう姿を見守るしかない。

 

これが本当の君の幸せなのかと問いかけても答えは誰もわからなくて、本人も何が幸せなのかわかっているのかなぁとも思う。

同年代である10代が幸せだの色々言われてもまだまだ未知なんじゃないかなぁ。

未知なのに夢中にもがいてる姿は少し切なくて苦しい。

 

本当に本当に心の底から好きになった人には幸せになってほしい。

こんな好きな人には幸せになってほしいということなんか綺麗事だと思ってた。

だけど本当に好きな人には真っ白い心で普通の子と同じような幸せがあればな、と思う。

だけどその後ろに、幸せになるなら私が幸せにしてあげたいと思う。

私と幸せになろう。私が幸せにしてあげようと思う。

なによりもまず『君が好きだ』ということを伝えたい。なにも伝えずに終わりたくない。叶う気もないし叶えてもいらない。とりあえず好きだということだけを伝えたい。人生で1番好きになった君には『世界で1番好きだ。』ということを伝えたい。